2012年3月10日土曜日

最近よく耳にする葉酸とはどんな効果があるのですか?

最近よく耳にする葉酸とはどんな効果があるのですか?







葉酸はほうれんそうなどに含まれる増血効果のあるビタミンです。



なぜ、妊娠時に葉酸が必要なの?

胎児の正常な細胞と作る為に、葉酸が欠かせないからです。

特に、妊娠初期に不足すると「神経管閉鎖障害」という病気になりやすく最悪の場合、流産の恐れがあるからです。



いつ頃から摂取するのが良いのですか?

もっとも必要なのは妊娠初期(妊娠15週目まで)です。



妊娠初期というのは人間の成長においてもっとも細胞分裂が盛んな時期であり、受胎してから2~4週間ぐらいまでが細胞分裂の非常に活発な胎児期なのです。



この時期に葉酸が不足すると、無脳症や神経管閉鎖障害による病気がおこるリスクが高くなるといわれています。



どれぐらい摂取すればいいの?

欧米諸国の研究によれば、1日あたり400μg(マイクログラム)摂取すれば、新生児の神経管閉鎖障害発症率が70%も下がることが明らかになっています。



(1μg=1/1000mg)



摂取し過ぎるとどうなるの?

食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2005年版)では1日の上限量は1000μgとされており、ビタミンB12欠乏症の診断を困難にしたり、発熱・蕁麻疹・呼吸障害などの葉酸過敏症を起こすことがあります。



効率よく摂取する方法は?

葉酸は8種類あるビタミンB群の1つで、ビタミンB群はお互いに協力しながらより効果を発揮しますので、ビタミンB群をバランスよく摂取して下さい。



赤ちゃんを産んだ後は葉酸はいらないの?

いいえ、葉酸は妊婦さんだけのものではありません。





動脈硬化を予防します。

貧血を予防します。

神経細胞の働きを維持します。

ガン予防にも役立ちます。

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